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初夏の日差しがきらきらと新緑を照らすこの時期

カーテンの隙間から差し込む光で目を覚ました

めずらしく早起きをしてみようと思ってベッドから降りる

カーテンを開けると眩しいくらいの緑が私を誘っている

よし、今日は外でご飯を食べよう

お鍋で炊いた白いご飯に鮭、シソ、梅、胡麻… 全部なんてことのない普通の食材だけれど、

私はこれが最高の朝食だと思う

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お気に入りのエプロンをして、ひとつひとつ丁寧に握る

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日々慌ただしく様々なことが通り過ぎていくから、

こんなにひとつの作業をじっくりやるのは久しぶりだ

そんなことをぼんやり考えながら、おむすびを包む 外は空気が澄んでる

胸いっぱいに息を吸ったり吐いたり

私の中の汚いものが全部出ていく気がした

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お気に入りの場所でおむすびの包みをあけると

経木の香りがふんわり鼻をかすめる

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ポットに入れてきたプーアール茶をカップに注ぎ、おむすびを一口ほお張る

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まだ眠いとだだをこねていた私の胃袋が急激に動き始めた

経木の香りがご飯にも移り、素材そのものの美味しさに素敵なエッセンスが加わっている

口中に広がる幸せな味の余韻を楽しみながら、

おむすびを平らげた ピクニックとまではいかないけれど、

たまにはこうして色々なモノに丁寧に向き合う日があってもいいかもしれない

1日豊かな気持ちで過ごせそうな、そんな気がする

Writing: Satomi Kochi (幸地里実)

Prop Styling: Maiko Akiyama(秋山麻衣子)

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